東京電力(9501)①
東京電力は上がっていくような気がするのですがジェミニはどう思いますか?
東京電力(東京電力ホールディングス・9501)に対して
「上がっていく」と感じられるのは、非常に鋭い視点だと思います。
実際、現在(2025年末〜2026年初頭)の東京電力は、
**「10年以上続いた暗黒期から抜け出し、歴史的な転換点」**に立っていると言えます。
強気になれる具体的な根拠と、注意すべきリスクをプロの視点で整理しました。
1. 「上がる気がする」を裏付ける3つの強力な追い風
現在、東電にはこれまでにない規模のポジティブな材料が重なっています。
① 柏崎刈羽原発6号機の「再稼働」が目前
最大の注目点です。新潟県の花角知事が再稼働を容認し、
**2026年1月20日の原子炉起動(再稼働)**に向けて最終調整に入っています。
インパクト:
原発が1基動くだけで、燃料費の削減により年間1,000億円規模の収益改善が
見込まれます。これは株価にとって最大の起爆剤です。
② 生成AIと「データセンター」需要
実は今、東電は「AI関連銘柄」としての顔も持ち始めています。
需要急増:
生成AIの普及でデータセンターが激増しており、膨大な電力を消費します。
東電管内(首都圏)はその中心地であり、安定した電力供給源としての価値が
再評価されています。
新事業:
東電自身もデータセンター事業への参入を表明しており、
単なる電力会社から「インフラプラットフォーム企業」への脱皮が期待されています。
③ PBR(株価純資産倍率)の低さ
現在、東電のPBRは**1倍を大きく下回る水準(0.6倍前後)**で推移しています。
東証が「PBR1倍割れ」の改善を求めている中、原発再稼働による利益改善が進めば、
見直し買いが入りやすい位置にあります。
2. 投資家として冷静に見るべき「リスク」
一方で、手放しで喜べない東電特有のハードルも存在します。
復興費用と無配の継続:
福島第一原発の廃炉費用や賠償金という巨額の負担があるため、
業績が良くても**「配当(復興支援のため当面無配)」**が出にくい点は、
他の電力株(関西電力など)に劣る部分です。
政治・災害リスク:
原発再稼働直前に不祥事や地震などが発生した場合、再び計画がストップし、
期待で膨らんだ株価が急落するリスクが常に付きまといます。
結論:ジェミニの視点
東電は今、「期待感(期待)」から「実績(再稼働)」へ移るフェーズにあります。
短期的には:
1月20日の再稼働がスムーズにいけば、さらなる一段高が期待できます。
中長期的には:
柏崎刈羽の7号機の再稼働、さらには将来的な「復配(配当の復活)」への
ロードマップが見えてくれば、現在の株価水準はまだ「通過点」になる可能性を
秘めています。
もし投資を検討されているなら、「1月20日の再稼働ニュース」で材料出尽くしになるか、それともさらに買いが加速するかが大きな分かれ道です。
「上がっていく気がする」という直感は、まさに再稼働という大きなファクトに基づいた
非常に理にかなったものだと言えそうです。
松任谷由実 - 守ってあげたい (WINGS OF LIGHT "THE GATES OF HEAVEN" TOUR)